「派遣とアルバイト」
一見どう違うのか分かりにくく、どんなメリット・
異なる部分は沢山ありますが、結論大きく異なるのは3点です。
1.時給が圧倒的に違う
まず、第1に派遣のメリットとも言える最たる部分がアルバイトと違い時間給が高いことにあります。
それはアルバイトよりも専門的なスキル・経験が求められることが多いからです。
アルバイトの時間給は東京都内だと良くて1100〜900円ほどですが、
派遣の場合平均的な時間給が1650円ほどです。(2017年現在)
しかも経理や貿易事務、秘書や英語を使ったお仕事などの専門職種では1700円以上が基本であり、翻訳などになると最大8000円などのレベルまであります。
現に私も派遣営業マンの時は最高で5200円/時の通訳・翻訳のお仕事を案内しました。
しかもこういった専門職種ではなく接客・販売や未経験から始められる事務のお仕事やコピーやファイリングなどの雑務を主にする庶務ジムでも1350〜1650円ほどで案内してもらえるのが派遣の最大のメリットです。
2.契約期間が存在する
アルバイトの場合も、一年に一度くらいの頻度で契約の更新ってありますよね。
でもそれは基本的に問題なければ一瞬でサインして更新になりますし、
辞める時も人によってはいきなり音信不通とかありますよね笑→これは当たり前ですがよろしくありません
更新頻度は基本的には3ヶ月更新となっています。なので派遣スタッフの方もその会社で延長するかの判断をしますし、逆に就業先の会社もスタッフさんを雇い続けるかどうか判断するわけです。
長年勤めていた派遣スタッフさんがいきなり契約更新されなく『切られた』という言葉が使われたりなんかしますが、そのように場合によっては更新で就業先会社からお断りされてしまうこともあります。
また2015年に派遣法が改正されたことにより、アルバイトと違い、雇用契約も3年間までという定めがあります。
ただし、雇用の契約更新は大きくスキル不足がなければ基本更新されます。
それに他の記事で紹介していますが、途中で直接雇用になれる派遣の種類や〇〇な特徴があるお仕事なら契約更新に問題がないという判断可能なものもあります。
3.雇用の契約先が派遣会社にある
アルバイトは普通、雇用契約がアルバイト先にありますよね。
でも派遣の場合は、派遣会社との雇用契約になります。
つまり、派遣会社が紹介してくれて最終的に決まった就業先の会社とは雇用契約は一切ないんです。
これだけ聞くと一見、『ふーん』としか思わないかもしれませんが、働らく上でどんな違いがあるかと言うと
①問題が起きた時
アルバイトでは、契約内容や職場の環境など悪くても自分でどうにかするしかありません。
しかし、派遣の場合は何かあった時には営業マンが中に入り派遣会社と就業先で調整してくれます。もちろん全ての問題解決は出来るわけではありませんが、そのようなヘルプ措置が備わっています。
それにアルバイトでは労働時間に問題があるブラック会社なども良くありますが、そういった会社を紹介したら問題になるため派遣会社の求人にある所ではそのような問題も起こりにくいのです。
②営業マンが月に一度ほど面談に来る
営業マンが月に一度ほど状況の確認などのために訪問してくれます。
問題がなければ『問題ない』でいいですし、事前に何かあればキャッチアップしてくれます。
それに時間給の交渉などもちょくちょくしてくれるので、たまに時間給が上がることもあります。
③派遣会社の福利厚生などを受けられる
最後は福利厚生などについてです。
大手の派遣会社では福利厚生が厚く、
フィットネスクラブを法人対応で安く利用出来たり、映画が安くなったり、レジャーや旅行なども安く行けたりします。
さらに年末調整も派遣会社が代行してくれるので面倒な確定申告をする必要もありません。
また社会保険料と雇用保険料も派遣会社が持ってくれますし、アルバイトと違い有給が利用したいように利用出来ます。
まとめ
長々と派遣とアルバイトの違いを説明してしまいましたが、
まとめると派遣のメリットは下記となります。
②何かあった時は派遣会社が対応してくれる
③福利厚生や保険、有給などがかなりしっかりしている
④スキルアップに繋がるお仕事や正社員になれる種類のお仕事もある
⑤週2.3日、4〜6時間、残業なしのお仕事などもあり多様な働き方が出来る
逆に派遣のデメリットは
契約期間が短いこと(主に3ヶ月ごと)
この1つです。
ただこのデメリットも良く見れば、悪い環境の会社などの場合にすぐ見切りをつけられるということにもなります。
派遣のメリット・デメリットはご理解いただけましたでしょうか。
ご自分に合う働き方を選べることや時給が高いことなど良い点も沢山ある働き方なので、ご興味ある方は一度派遣会社の人に直接相談してみるのもいいかもしれませんよ。