短期のお仕事以外では基本的にほとんどの方が加入することになる
「社会保険と雇用保険」
病気や失業した際など様々な場面での保険となるため、とっても大切なものです。
とは言え扶養に入っていた方からすれば出来れば入りたくないでしょうし、そもそもどれくらい保険料がかかるのかって気になりますよね。
そんな毎月支払っている社会保険と雇用保険がいくらくらいかかっているのか把握してみましょう。
二つの加入条件がまず知りたい!私って入っているの?という方はこちらの記事からご覧ください。
→『派遣て社会保険にはいつから入る?』加入条件と保険の基本内容を分かりやすくまとめ
雇用保険料って月にいくらかかるの?
まず計算式としては
月のお給与(交通費など込み)× 雇用保険料の保険料率となります。
2017年の保険料率は以下の通り
(例)一般企業でお仕事をされている方の場合、例えば月にお給与が総額20万円だとすれば
20万 × 0.3%(0.003%) = 600円/月が雇用保険料となります。
月のお給与が総額30万円だとすれば、同じ計算式なので
30万 × 0.3%(0.003%) = 900円/月が雇用保険料
雇用保険は主に失業保険として利用されるため、もしあなたがお仕事を失ってしまった際にお世話になるものです。
社会保険料って月にいくらくらいかかるの?
社会保険に関しては計算式が分かりずらくなってしまうため、
一番分かりやすい派遣会社ランスタッドが出している「保険料一覧表」を参考にしてみましょう。
社会保険としてかかるのは主に健康保険と介護保険に厚生年金の3つです。
こちらの表から見ると、先ほどの例であげた月額20万円もらっている人であれば、
健康保険8,500円+厚生年金18,300円=社会保険料26,800円/月となります。※介護保険料は40歳以上であれば支払わなければなりません
つまり月額20万円(交通費など込み)貰っている人は雇用保険料600円と合わせて毎月27,400円がお給与から天引きされ、手取りが172,600円となるわけです。
それが「所得税」と「住民税」です。
「所得税」は所得に応じて国に対して収めなければならない税金
「住民税」は住んでいる場所に応じて公共サービス利用のために収めなければならない税金
所得税は下記の表の通りの年収に基づき天引きされていきます。
さらに「住民税」は都内に住んでいて、年収20万円のボーナスなしの年収240万円ならで年間約12万円、ボーナスありで320万円であれば年間20万円近くかかります。
まずはご自分がどどこまで保険に入っているのか、そして毎月どれくらいの保険料が引かれているのかしっかりと把握していきましょう。